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ハンマーヘッドは材質にもこだわって製造されています。FRPシートの取り扱いに熟達した職人によって製造される積層FRP構造のボディは単純なFRPボディに比べ3倍以上の強度を発揮しています。
全てのハンマーヘッドは日本人の職人が一艇一艇、手作業にて仕上げている為、非常に高い質感、そして非常に高い水準のボートとして提供されています。
どうしても小型ボートでは軽視されがちな安全性能ですが、ハンマーヘッドは非常に高いレベルの安全性能を誇ります。
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船体の各所に浮力材を充填し、仮に転覆したとしても船体につかまってさえいれば最悪の事態を回避する事ができます。たとえ船体がバラバラになったとしても、船体各部に充填された浮力材が貴方の命を守ります。
浮沈構造をうたうボートは沢山ありますが、ハンマーヘッドは浮力材の材質も他と異なります。一般的な浮力材は2時間ほど水に晒されると水分を含んでしまい、浮力材の役割を果たさなくなってしまいますがハンマーヘッド独自の浮力材はいつまでたっても水を含むことはなく完璧な浮力材の役割を果たします。
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シュガーレイマリーンにおける浮力実験では140kgの砂袋を搭載したハンマーヘッドを水上に係留し、船外からポンプで水をくみ上げてデッキに放出したところ、何回試行しても沈没させる事が出来なかったそうです。最も沈んだ時でさえ、フロアスカッパーから上10cmまでしか沈まなかったという実績を元に完全浮沈構造としてリリースされています。
しかし、浮力が高いボートが必ずしも良いボートではありません。浮力が高いだけのボートでは急な横波を受けた時に転覆してしまう恐れがあるのです。ハンマーヘッドの独特のハル形状、ボトムヘビー、ワイドボディ構造が、静止時の船内移動による傾きを抑さえ、走行時にはハル全体で水面を捉え波の動きに自然に追従する事ができるボートなのです。
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