日時:2004年02月下旬

内容:回航(横浜ベイサードマリーナ〜多摩川マリーナ)

2004年国際つり博に出展したベイバサーを横浜ベイサードマリーナから海に降ろし、
ICMマリンの契約マリーナである多摩川マリーナまで回航致しましたのでご報告致します。

以下の画像はICMマリンよりトレーラーにてベイバサーを運搬している際に撮影したものです。

牽引車輌データ:
名称:三菱エアトレック4WD(CU2W)
グレード:TURBO−R
ヒッチメンバー:ドロータイト改(クラスV/牽引能力1575kg)

なお、このクルマはマフラーを純正マフラーからRS-R製 EXMAG GT-2に変更し、車高調整式サスペンションにてフロント345mm/リア345mmに設定していますので道路のギャップに気を使います。ノーマル車輌と同じ設定のフロント385mm/リア380mmでは全く問題ありません。リア周りのエアロパーツは装着していません。

トレーラーデータ:
名称:ショアランダー R1615(ローラーバンクタイプトレーラー)


ICMマリンではローラータイプのトレーラーを採用しました。ローラータイプのトレーラーは多少、センターがずれた状態でトレーラーにアプローチしてもローラーバンクがボートのセンターをきっちり出してくれます。 トレーラーの左右にガイドポールを立てる必要がありませんね。
ボートサイズとトレーラーサイズ、ハル形状とローラーバンクの位置関係はベストな状態でセッティングされています。ベイバサーのオプションであるボトムフィンスタビライザー取り付け時の干渉もありません。

下架作業待ちの風景。

バウキャスティングレールとトーイングタワーが海でのキャスティングゲームとウェイクボート等のトーイングボートをイメージさせてくれます。

画像撮影時には装着していませんが、フラットなバウデッキにキャスティングシートを装着しバウキャスティングレールを取り外すとバスボートとして利用できます。

バウデッキ上にはメガバス社のアルミモノコックタックルBOXアサイラムを左右に設置しても余裕のワークスペースを確保しています。快適なルアーフィッシングが可能です。もちろん、リアシート左右のスイミングプラットフォームでキャスティングする事も可能です。
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。


下架作業が始まりました。
今回はスロープでの下架ではなく、クレーンでの下架作業を選択しました。

ハル形状はVハルを基本としながらも左右ガンネルからトランサムにかけて大きなスペースを設け非常に安定した制止性能を発揮します。

バスボートとVハルアルミを足して2で割った様なハル形状。
海でも使えるバスボート・・・こんなキャッチコピーが似合うのではないでしょうか?
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
是非、ハル形状をご覧になってください。


いきなり多摩川マリーナに移動していますが、実は当日は非常に安定した天候だったのですが、下架作業が終了する頃には風速15メートルを越えてしまい、海上は白波だらけ。走行風景を納めた画像の撮影を行う事ができませんでした。

いつも鏡の様な水面の多摩川の様子を見て理解して頂けるかと思いますが、スケジュールの都合上とんでもない日に回航する事となってしまいました。とにかく安全第一です!

走行風景を撮影出来なかったお詫びの変わりに下架風景のアニメーションGIFをご用意致しました。 約30秒(2MB)の画像をご覧ください。
<<下架風景へのリンク>>


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