- 商品コード:
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scream-x
SCREAM-X
- 通常価格(税込):
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3,740
円
- 販売価格(税込):
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3,740
円
ポイント:
34
Pt
- メーカー:
- Megabass
- 関連カテゴリ:
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釣り用品
> ハードルアー
> 淡水用
> トップウォーター
> Megabass
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メガバス製品
> BASS LURE
> HAND MADE PLUGS
Length:105mm
Weight:3/4oz.
Type:Floating
激しいスパイク&ドッグウォ-クが魅せるハタキックアクション。 スクリームXは、アイティオー流のスクリーミングベイトなのだ。
シングルプロップがついたシングルスイッシャーかと思いきや、ボディ自体がスパイラル形状を持つプロペラデザイン。アタマのペラとボディがペラ・・・つまり、これはアイティオー流のダブルプロッパーなのだ。ダブル[スイッシャー]ではない。念のため。ところで、飛行機の専門家たちは言う。プロペラ形状の切削データは、複雑難解で気が遠くなると。そんなことは知っている。アイティオーならやればできる。いざとなればハンドクラフトすればよい。社長もその手でARMSのチークグリップを削ってきたではないか。手にマメつくって切り傷に赤チン塗って。でも指の数はちゃんと10本あるか、数えてみる必要がなきにしもあらず。ところで、スクリームXってどんなふうに使うのか。で、激しいスイッシュサウンドを放つのか、とジャークしてみると、あら不思議。横へと逸れてダートする。では、と思い、今度はペンシルベイトを動かす要領で、ちょっと強めの連続トゥイッチを入れてみる。するとスクリームXは、左右へと激しくボディを反転させながら、ドッグウォークするではないか。その激しいドッグウォークの最中、ジュオッ!っと、スクリーミングサウンドを伴う。この動きが、大型ベイトの激しいハタキ行動を連想させる「HATAKICK」アクションだ。激しいヒラウチをともなって水面を攪拌する、180度オーバーにせまる広角ドッグウォークなのだ。このとき、ロッドティップは水面近くにあること。ルアーがあなたの近くにあるとき、ロッドティップをあげてリトリーブすれば、プロペラは回転しない。バランスウエイトは、ボディ後部にインサートされ、フロントを浮かせているからだ。これには理由がある。スポットを狙ってバスがバイトしなかったとき、通常のスイッシャーをリトリーブして回収するとき、プロペラが激しく回転し、延々だらだらと騒々しく水面を攪拌してしまう。バズベイトじゃあるまいし・・。現代のスイッシャーは、狙うべきスポットで強いインパクトを放つこと。ルアーの回収中、足元まで水面を騒がし続けてしまったら、メジャーフィールドでは、ビッグフィッシュをスプーキーにするだけだ。スポットに投げる。ティップを下げて、激しく連続トゥイッチしてドッグウォーク。出なかったら、ロッドティップを天高く上げ、サイレントに素早く回収し、次のスポットへキャスト。そして、再び激しいハタキックアクションでモンスターを水面へと誘い出す。出なければ静かに回収。さらに次なるスポットへキャスト。こうして、この手のルアーでバスのフィーディングスイッチを入れるには、インパクトのON,OFFにメリハリをつけること。長年トップをやりこんできたアングラーならばこの話、おわかりいただけよう。つまり、スクリームXにセットされたフロントのペラは、スクリームXのハタキックアクション(激しいスパイク&ドックウォークアクション)を生み出す挙動のきっかけをつくるため、あえて水流抵抗として機能させているペラなのだ。さて、スクリームXのリアフックは、従来プラグのようにテール後端に取り付けられていない。だから、激しいドッグウォークにテールフックが暴れまわることなく、突き上げバイトを高確率でフックセットに持ち込める。なお、テール最後端にフックがない、ということは、ボディテールの動きは軽くてフリーだ。だから、激しいドッグウォークで、軽いテールは水上から浮上してせりあがり、水面を強く叩くスラップインパクトを生み出す。ルアーボディの中心線上からオフセットされて配列される2つのフックは、ヨットに例えればバラストであり、確実にバスを掛けるために機能するトラップだ。だからフックはアイティオー特注のロングシャンクだ。リグは、バスのアタックによってフックを過剰にハネ上げて空振りしないよう、アイティオー特製のトイレットリグに接合されている。だからバスの猛撃をくらっても、フックがハネあがったり踊りまくってスカしてしまうことがない。伊東のスクリームXによる実釣ロケは、あえてプリスポーンシーズンの低水温期に行われた。冷たい水面を炸裂させた連続3キャスト3バイト(2004ルアーマガジンDVD VOL.1収録)は、スクリームXの秘めたるポテンシャルの片鱗に過ぎない。そんなスクリームXに2005年、反則サイズのジュニアが加入。今年の夏、鏡の水面をスクリームさせるのは、あなただ。